リフォームには、事前の見積りでは分らないリフォーム工事や、リフォーム工事以外のところでもさまざまな費用が必要になってきます。
最終的に予算オーバーしちゃった!なんてことのないように、ここでは、リフォームでの予想外の費用についてご紹介します。
(1)「別途費用」項目をきちんと確認:リフォーム基礎知識
リフォーム工事以外で、どういったものに費用がかかってくるのでしょうか?
ここで!見積り書に「別途費用」と書かれている部分に注目です。
そこにリフォーム工事以外でかかってくる内容が記載されていますので、よく確認してください。
見積書で注目したいポイント!リフォーム別途費用の主な例
- リフォームローン諸費用
- 事務手数料や保証料が必要になるケースもあります。
- 印紙代
- リフォーム工事契約書に貼るのに必要になってきます。
- 確認申請書手数料
- 大規模なリフォームの場合には、建築の確認申請の手続き費用がかかります。
- リフォーム追加工事
- 開けてみたら、土台などの状態が悪くそれに伴い発生する補修工事の費用や、施主の意向でリフォーム工事内容を変更した場合の費用など。
- トランクルームや仮住まいの費用
- リフォーム中に家具を預けるトランクルーム代や、仮住まいの家賃や引越しにかかる費用
- 照明器具やエアコン、カーテン取り付け費用
- それらの購入費用や取り付け費用が別途かかるものの費用がかさむことがあります。
(2)費用がかかっても工事は1度がお得!:リフォーム基礎知識
戸建て住宅でもマンションでもリフォームを行う場合には、多少リフォームにかける予算が増えたとしても、長い目で見てゆくゆくこうしたいと思うところがあれば、一気に行ってしまったほうが結果的にお得になるといったリフォームもあるのです。
例えば、床暖房工事などは、床の張り替えリフォーム工事と一緒にやってしまったほうが効率的です。床暖房工事だけまた別の機会に行った場合、せっかくリフォームした床をはがすことになり、費用も手間も余分にかかってしまいます。
また、大きなリフォームをするなら、施して損はしない耐震補強や断熱工事、またはバリアフリーなどの安全対策も同時に行っておくと将来的に役立ちます。
さらに水まわりのリフォームでは、キッチンやお風呂、トイレといった箇所別にそれぞれ個別で行うよりも一気にまとめて行った方が、給配水管工事が1度で済むので、トータル的に時間も手間も効率のよいリフォームができます。
(3)光熱費対策を念頭に入れて計画を立てよう!リフォームの基礎知識
リフォーム工事が終わり、再び新しくなった我が家で暮らしはじめてから、気が付く費用が出てきます。
その代表的なものが、冷暖房費です。
元々は2つの部屋を広々とした1つの空間へなど間取り変更リフォームや、吹き抜けを設置したり元々は2つの部屋を広々とした1つの空間へなど間取り変更リフォームや、吹き抜けを設置したりすると、広々とした部屋を温めたり冷やしたりするのに時間がかかり、リフォーム前よりも冷暖房費がかかるようになることもあります。
逆に、断熱工事やサッシ交換を行ったことで、断熱効果や気密性が高まり、冷暖房費が下がる場合や、採光を良くするリフォームをしたことで照明をつける時間が少なくなり、光熱費が下がる場合もあります。
また、オール電化、太陽光発電、エコキュート、エコウィルなども光熱費対策にはおすすめです。
リフォーム終了後に光熱費が上がり、悩むことのないよう、事前に光熱費対策を考え、多少費用がかかったとしても、長期的にみたリフォームプランを立てることが得策です。
リフォーム施行会社に相談し、リフォーム後に光熱費で悩まない快適な暮らしを実現しましょう。
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