近年、梅雨が明けると猛暑がやってきます。来年の夏こそは、手軽にできる暑さ対策リフォームで、エアコンの温度設定を高め(+2度)にして電気代を節約しつつ、涼やかに過ごせる部屋を作ってみてはいかがでしょうか?
暑さ対策リフォームのポイントは、室内への日差しの遮断、窓まわりの温度管理、そして風通しの工夫があります。
このページでは、風通しを考えたリフォームを見ていきたいと思います。

暑さ対策!窓リフォーム(1)

暑さ対策!窓リフォーム(1)

寝心地・防犯・風通しリフォーム

真夏の夜は寝苦しく、熟睡できなく疲れが抜けないまま朝を迎えるといったことはありませんか?
しかし、エアコンを付けっぱなしで寝てしまっては、体が冷えすぎて具合が悪くなったり、電気代もバカになりませんよね。

夜になればある程度気温も下がってくるので、エアコンだけに頼らない暮らしがオススメです。部屋の風通しをよくするリフォームをするだけで寝心地のいい環境を作ることができます。

【リフォームポイント】風通しを良くして良質な眠りを!

寝心地の良い環境を作るには、風通しをよくするリフォームが最適です。風の入り口と出口の2ヶ所を確保し、その間をできるだけ遮るものがなく滑らかな線で結べるかどうかが大切になってきます。一方からしか風が入らないと、室内の空気の出入りがスムーズに行われません。 また安心して窓を開けたまま眠れるよう、防犯面格子、通風雨戸、通風シャッター、窓の開口制限ストッパーなどを取り付けるリフォームが大変おすすめです。

しかし窓が1箇所しか無いという賃貸マンションなどの場合は、なかなかリフォームも難しいところです。 そこで換気扇や扇風機を活用して室内の空気を動かす工夫をするだけでも風が動くので、室内が快適になります。賃貸マンションでもオーナーさんによってはリフォームが可能な場合もあるので、ぜひ風の通りが悪くてお悩みなら相談してみると良いでしょう。

暑さ対策!窓リフォーム(2)

暑さ対策!窓リフォーム(2)

風通しを考えたリフォームで小窓をプラス

戸建て住宅では、窓の数も多かったり、風通しを考えて作られている家がほとんどですが、賃貸マンションや分譲マンションなどの限られた空間では、そもそも窓の数も少なく玄関のドアを開けておかなければ風通しが良くならないという場合が多いでしょう。

しかし、賃貸マンションなどで玄関のドアを開けっぱなしにするというのも心配があったり、特に女性の場合はいくら風通しを良くしたいからと言っても、なかなかできませんね。

そこで、マンションでの風通しをよくするための窓リフォームを考えてみると、ただ風通しを良くしたいからといって、窓を大きくするリフォームでは風通しはよくなりません。 大きさだけでは結局風の通り道2ヶ所が確保されないからです。 限られた部分にしか取り付けられない賃貸マンションまたは分譲マンションなどでは、風通しをよくするためには元々ある窓の位置をベースに追加する窓の取り付け位置や、窓の形にひと工夫が必要になります。


【リフォームポイント】窓を1つ追加して、風の通り道を確保!

余っている壁面が少しでもあればそこが窓リフォームが出来る可能性がある部分になります。 たとえば、天井近くの高い部分、壁面にスペースがありませんか? 暖かい風や空気は上に溜まるので、そこに空気の出口があれば抜けやすくなり、室温は快適に! 壁の上部に「ランマ窓」を取り付けるリフォームをすると風の抜け道として大活躍します。


【リフォームポイント】高すぎる窓にはご注意!

また、高い位置にある窓は、太陽光が部屋の奥まで届くので、風通しだけでなく部屋が明るくなるというダブル効果があります。 しかし、高すぎる場所に窓をリフォームしてしまうと、届かなくて困る事態に…。 手動ではなく電動式窓にするなど開閉時のことを考えたリフォームをすると便利でしょう。


【リフォームポイント】オシャレな小窓で風通しアップ!

他にも空いている壁面があれば、縦長の窓、オシャレな足元の地窓など風の通り道を考えた窓リフォームをするのもオススメです。 風の通り道をしっかり考えてリフォームをすることで、例え小さな窓でも風通しが良くそして明るい快適な部屋にリフォームすることができるのです。これは賃貸マンションやアパートなどの閑散期に入居募集のための工夫のあるリフォームするといった場合、オーナー様にも大変お役立ちいただける簡単なリフォームともいえるでしょう。

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