いざリフォームするとなると、さまざまなリフォームでのトラブルを心配してしまいますよね。
きちんとオーダーしたとおりにリフォームしてくれるのか?またはリフォームの費用に納得がいかなかったり、工事が予定どおりに終わるのか?住みながらのリフォームでの問題点など。
リフォームで多いトラブル事例から、トラブルを事前に回避する5つの回避術をご紹介します。
リフォームでのトラブルを回避する 5つのポイント
リフォームでの欠陥工事によるトラブルを一度はテレビなどで耳にしたことがあるかと思います。
リフォームは既製品を買う場合と違って、まだ仕上がっていない状態で契約を決め、さらによほどリフォーム工事や建築関係の知識がある方でない限り、素人ではそのリフォーム会社を信頼するしかありません。
そのため、リフォームでの行き違いやトラブルが起きやすいといわれています。
ここでは、素人でもリフォームで出来るだけトラブルがないよう、例を見ながら、トラブルを事前に回避するための5つの注意点をあげてみました。
【リフォームで起きやすいトラブル例】
- 工事が長引き、いつ完成するのか分からずイライラした
- リフォーム前に選んだものと違う素材のものが取り付けられていた
- リフォーム完成後に欠陥や傷を発見した
- リフォーム追加費用の請求額に納得がいかない
- リフォーム会社の作業員の喫煙や常識のなさで嫌な思いをした
などリフォームのトラブルは、それぞれの段階で確認をしておくだけで防いでいけるものも多いのです。
5つの確認ポイントをご紹介しますのでチェックしていきましょう。
リフォームトラブル回避術(1)
リフォーム業者選びで、会社の姿勢を見抜く!
リフォーム業者選びで、会社の姿勢を見抜く!
リフォーム業者選びの段階で、その会社がどういった感じの会社なのか?姿勢や信頼度をしっかりチェックしておくことがポイントです。
例えば、連絡もなく約束の時間に遅れたり、見積もりを持ってくると言ったきり連絡が途絶えたり、早朝や夜遅くにリフォーム契約を勧める電話が掛かってきたり、といった非常識なことがあったら要注意でしょう。
時間や常識がしっかりしていない状態の会社では、理由もなく工期が遅れたり、迷惑駐車や喫煙など、近隣トラブルを招くこともあります。
リフォーム工事にしても手抜きだったりしかねません。相見積りを取る過程でしっかり見極めていきましょう。
また単純に安いからと言って、リフォーム業者を値段だけで選ばないようすることは非常に大事です。材料や手間のグレードをダウンをして価格を抑えている可能性もあるので、十分に注意しましょう。
リフォームトラブル回避術(2)
電話での打ち合わせでは小さな変更も専用ノートにメモ!
リフォームトラブルで非常に多いのが「言った、言わない」 の口頭上のトラブルです。
リフォームの打ち合わせ内容は、業者側だけに任せっぱなしではなく、専用ノートを用意して、自分でも必ず全て時系列でメモするようにすることがトラブルを防ぐポイントです。
忘れがちなのが電話でのやりとりや、工事中の小さな変更です。これらも必ず全てメモしておきましょう。トラブルが起きた時、これらの資料が解決につながることもあります。
リフォームトラブル回避術(3)
見積り完了後、担当者と一緒に現場で指差しチェック!
リフォームでのトラブルで意外に多いのが「ここもきれいにしてもらえると思ってたのに・・・」というリフォーム範囲での誤解によるトラブルです。
リフォーム範囲でのトラブルを防ぐには、現場での確認が大切になります。見積り書を貰ったら、担当者と一緒に現場に行って、必ず自分の目で見て、一項目ずつ事細かに指差しチェックし、できるならば写真も撮っておくと安心でしょう。
リフォーム工事内容をしっかり自分でも把握しておけば、予定外の追加費用を減らすことにも繋がり、完成後の満足度も変わってきます。
リフォームトラブル回避術(4)
契約書を取り交わす時、工期と追加の確認を忘れずに!
リフォーム契約書を交わす時には契約書だけではなく、約款にも必ず目を通すことがポイントです。 保証や事故が起きた場合の解決方法など、大事なことが書かれています。
リフォーム工期の設定も確認しておきましょう。工期は天候にも左右されますが、無記入のまま契約し「いつ始まるか終わるかわからない」といったことでトラブルになったケースもあります。
また、「リフォーム工事がスタートして、開けたら腐っていた」というケースもあります。 このような場合には追加リフォームになる可能性がありますが、この場合はある程度予測が可能です。契約時に追加の可能性と概算の確認をしておくと良いでしょう。追加工事が発生した際は、金額の確認後に工事に着手して貰えば安心です。
リフォームトラブル回避術(5)
全て終わってからではなく、一つの工事が終わるごとに確認!
住みながらのリフォームでは、一部屋ずつ仕上げたり、終わった箇所からすぐに使用することもあります。
リフォーム工事が終わった後に工事完了検査を行ないますが、全てが終わってからのまとめ検査では、傷があってもいつ誰が付けた傷かわからなくなることがあります。
住みながらのリフォームに関しては、工事が終了した時点で、使用する前に担当者と一緒に確認しておきましょう。
その方が、万が一「もうちょっとここを直して欲しい」という部分が出た場合でも融通がきく可能性もあります。