夏の暑さ対策、皆さんはどうしていますか?
クーラーをガンガンにつけていては、身体に良くありませんし、電気代もかかります。
そんなときにおすすめなのが、「よしず」や「すだれ」によるエコな夏の暑さ対策。
その設置の仕方をご紹介します。
夏の暑さ対策!すだれ、よしずの効果
- ・日よけ効果
- すだれやよしずはカーテンのように室内ではなく、室外に設置します。そのため、室内に入り込む手前で余計な熱をカットしてくれる効果があります。特によしずは大きいので、外壁に当たる直射日光も遮断し、断熱効果を発揮してくれます。
- ・風通しが良い
- よしずは建物の壁や屋根に斜めに立てかけるので、その隙間が大きくなり風通しが大変良いです。またすだれも、窓辺から数十センチ離して取り付けられるので、風通しは良いのが特徴です。
- ・目隠し効果
- すだれやよしずは目隠し効果が高く、日中は室内から外はよく見えますが、外から室内はほとんど見えないので、昼間自宅にいる時などはすだれやよしずをしておくと、落ち着いたりする効果もあります。
夏の暑さ対策プチリフォーム!すだれやよしずの使い方
では簡単プチリフォーム「すだれ」や「よしず」の取り付け方法をご紹介します。
簡単なので、ぜひ節電のために取り付けてみてくださいね!
すだれの取り付け方
- 基本的なすだれの取り付け方
- すだれは、基本的には屋外の軒下にぶら下げます。窓から10~15センチほど離して吊り下げるのが風通しが良くなるので効果が上がります。
すだれを室外に掛けられない場合、部屋の内側から窓を覆うようにぶら下げても日よけとして効果があります。 - 縁側にぶら下げる場合
-
写真のように縁側などにぶら下げる場合は、屋根下の上部にすだれの片一方を紐でくくり付け、洗濯竿にすだれのもう一方を掛けると、すだれカーテンのようになります。
縁側の空間も十分に確保できるので、すだれで部屋の中が暗く圧迫される感じが嫌という方は、写真のように立体的にすだれを工夫して下げるのもオススメです。 - 室内用すだれがオシャレなインテリアに♪
-
最近の室内用のすだれは、窓に掛ける普通の日よけ用と間仕切りなどにも使えるインテリア用があり、滑車付きロール式のすだれも人気があります。
また、インテリアにこだわりたい方の為の洋風すだれもあります。
日よけ効果もあり、素敵な夏仕立てのインテリアになるので、家の造りなども考えてどのすだれがいいか選ぶとよいでしょう。
よしずの設置の仕方
よしずは、基本的に地面から一階の屋根くらいの高さがあるので、屋根の端によしずの上部を立て掛けるだけです。
取り付ける部分のリフォームなどをしなくても良いので、賃貸マンションのベランダでも手軽にできるというのが嬉しいところです。
しかし、強風時やマンション高層階の方はよしずが風で倒れることもあるので注意しましょう。
さらによしずに水をかけたり、地面に打ち水をしておくと、室内に入ってくる空気の温度が2℃程下がります。
夕方は、外の気温のほうが部屋の気温よりも低くなるので、夕方にはよしずを畳んで外の空気を部屋に直接入れた方が涼しくなります。
クルクルっと巻き込むように畳み、端に寄せておくと便利です。またすだれ同様、オシャレな洋風よしずもあるそうなので、インテリアも兼ねて見てみると楽しいかもしれませんね。
少しの工夫で効果アップ!すだれやよしずの内側に
打ち水などの効果と同じく、すだれやよしずの内側や周辺に植物を置いておくと、植物の葉から蒸散する水分で周囲の温度を下げる働きがあり、部屋に入ってくる気温を下げてくれます。
室内から見ると、よしずで雰囲気が出ている間に緑の植物が見えるので、癒しの空間にもなることでしょう。
この記事をご覧になった方は、こちらもご覧になっています。
賃貸でありながら自由にリフォームやリノベーションできる物件をご紹介しています。こちらもご覧ください。