5分でわかる失敗しないオフィス・事務所の選び方!

5分でわかる失敗しない賃貸事務所の選び方!

住まいを探すときに賃貸にするか、マイホームを購入するかを比較検討するのは良く聞く話です。

しかし、オフィスや事務所などは借りるのが普通と考えている方が殆どのようです。

高額だから、人数が増えれば移転するかもしれないから、一棟でしか販売されていないから…など理由は様々あります。

まずは、オフィスを「借りる」ことと「購入(所有)する」ことのメリット・デメリットを比較してみましょう。

オフィスの「賃貸」と「購入」のメリット・デメリット

オフィスや事務所を「借りる」のと「買う」のにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
買う ・資産になり、減価償却ができる
・担保としての不動産の保有
・企業としての信頼性向上
・レイアウトの自由度アップ
・売却益が発生する可能性あり
・初期投資コストがかかる
・移転や拡張・縮小が制約される
・メンテナンス費用や固定資産税などがかかる
・減損が発生する可能性あり
借りる ・初期投資コストの軽減
・所有に比べ、容易に移転や拡張縮小ができる
・管理業務は管理会社やオーナーで対応してくれる
・資産として残せない
・オーナーの都合によって建物を利用する上での制約がある
・移転などの際に引越し費用・敷金などの経費がその都度発生する
・インフレで賃料が上がる可能性がある

良いオフィス・事務所の選び方とは?

もちろん自宅でも会社を始められますが、それでは常に仕事と隣り合わせのような環境になってしまいますし、気が休まる暇もなくなってしまいます。

どんなに小さな会社でもオフィスや事務所を用意するということは、仕事場としての環境を整え、来客の対応もでき、信頼につながります。

では、どんな事務所を選ぶのが良いのでしょうか?

立地と賃貸条件

実際に最寄りの駅から歩いてみたり、銀行・郵便局・公共機関・食事など、業務上の支障や社員に不便がないか、周辺の環境を確認しましょう。さらに、来客の多い会社は分かりやすい場所にあるかどうか、人や車の出入りに不自由はないかどうかも重要です。

契約面積について

契約面積のうち、実際にオフィスとして使用できる有効面積は何坪かを確認しましょう。図面と実際に現場を見た違いを自分の目で確かめることが大切です。

共益費

共益費(管理費)に含まれる項目は、管理に関する費用のほかに、冷暖房などの空調費、共用部分の光熱費などが含まれているかもチェックしましょう。

ビルのイメージ

他にはどんなテナントが入っていますか?入居しているテナントの質や内容でビルのグレードが評価されます。外観のイメージや共用スペースの状況、築年数などもあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

オフィスの設備

空調・証明・トイレ・給湯・駐車場・防災などの設備もしっかりチェックしましょう。
パソコンやプリンターなどのOA機器や電話を多く設置したい場合は電気容量や電話回線数が足りているかを確認しましょう。

ビルの制約

使用時間に制限があるビルもあります。残業がある会社の場合は、正面入り口が何時まで使用できるか?また夜間や休日は使用できるか?といった決まりを事前に確認しましょう。

ビルのオーナーの人柄

テナントとビルオーナーは入居後、長いお付き合いになりますのでオーナーの人柄を知っておきたいものです。

 
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